私たちがめざすもの
『幼い子どもたちは、話したり書いたりして伝えることができるようになるずっと前から、あらゆる方法で自分の気持ち、考え、願いを選び取り、伝えている』 (『乳幼児期の子どもの権利』より)
子どもたちは誰もが、生命として生まれた瞬間から
「意見を表明する権利」をもっている
「自分らしく育つ権利」をもっている
「呼びかけ向き合ってもらう権利」をもっている
「愛される権利」をもっている
そしておとなたちは
「子どもを愛する権利」をもっている
子どもをかけがえのないひとりの人間として尊重し、人間としての主体性を認め、子どもたちのかけがえのない「いま」と「未来」が幸せであるように。
私たちあいち保育研究所は、子どもたちをとりまく状況を調査・分析・研究し、子どもの成長や発達を阻む要因を探り、必要な手だてを導き出していくことをめざします。これまでの愛知の保育実践・保育運動で積み重ねてきた「保護者と職員の共同保育」および「現場実践者と研究者との対等な関係性」を、さらに発展させることをめざします。
そのために、子育ての主体である保護者、保育・子育ての専門家である保育者・教育者・学童保育指導員、子育て支援者はじめ保育・子育てにかかわるさまざまな研究者など、幅広く手つなぎし、交流し、情報を共有し、研究を進めていくことをめざします。